金星の太陽面通過 名古屋遠征

金環食や皆既日食は、全地球レベルで見れば、1年に1回くらい世界の何処かでは起

きているので、見ようと思えば見ることが出来る。それに対して、金星の太陽面通過

は、次回が105年後なので、今回見逃すと、もう絶対に見られない。だから見てお

きたいのだが、関東は天気が悪そう。というわけで、遠征することにした。

西日本方面は天気よさそう。充分な機材を車に積んで出かけるという手もあったが、

とりあえず見られればいいということで、最低限の道具をカバンに詰めて新幹線に乗

った。持って行った物は、双眼鏡、眼視・撮影兼用のミニボーグ望遠鏡、一眼レフデ

ジカメ、写真用三脚、太陽フィルター、程度。

東京は厚い雲に覆われていたが、列車が進むにつれて晴れてきた。
名古屋に着いたのは11時半頃、既にだいぶ進行した状態。
まず南側駅前に行ったら、何人かカメラなどセットした人がいたので、自分もそこで

しばらく観望。しかしここは通行人が多く、落ち着かないので、デパートの屋上にで

も行こうと考えた。
そして駅北側を歩いていると、ウッドデッキのようなスペースがあり、それほど人通

りも多くなく、観測している人もいたので、そこで見ることにする。隣でカメラを構

えている人も、関東から晴天を求めて来たのだという。彼と話などしたり、通りがか

りの人に望遠鏡を覗かせてあげたりしながらそこで見ていたが、やがて警備員が来て

、ここで三脚を立てるな、と文句を言われた。
仕方ないので、さっきの彼と一緒に当初の目論見通りデパートの屋上に移動。そこに

も先客が一人、やはり関東から来たという人が撮影していた。その3人で終了まで観

望&撮影。

駅周辺に結構カメラを構えた観測者が居て、直接話した人以外でも、聞こえてきた観

測者同士の会話の内容からすると、多くが私のように関東から来た人のようだ。
考えてみれば、地元の人はもっと良い場所を知っているだろうし、わざわざ駅前に来

て観測はしないであろう。駅周辺の観測者はほとんどヨソ者と思われる。

拡大撮影の準備をして行ったが、眼視との切り替えが面倒なため、結局レンズの付い

たカメラを手持ちして、望遠鏡のアイピースを覗かせるコリーメート撮影とした。そ

れでもまずまずの写真が撮れた。比較的良く撮れた物だけをここに載せているわけだ

が。天頂プリズムが入っているので、像は裏向きになっている。

せっかく名古屋まで来たのだから、名古屋市立科学館のプラネタリウムを見たかった

のだが、ホームページによると既に満席とのことだったのでそのまま帰宅。

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