完全な失敗で、Blogに載せるのも相当迷ったのですが、せっかく行ってきたので掲載することにしました。
8月に予定されている天文教室<星空の写真を撮影しよう>の、恰好の失敗見本になりますし。
5/25(日)第二回都内撮影会。
明るい東京タワーの露出オーバーを抑えるためとはいえ、絞りすぎました。
うっすら他の星も写っているのがわかるので、残念です。いつもながら、露出は本当に難しい。
Canon EOS Kiss X6i/18mm/F6.3、5秒/ISO100/230枚を比較明合成(約22分間の撮影)
左側の青白いのが、おとめ座のスピカ。右側が火星です。
本来スピカは、オレンジ色の春の一等星、うしかい座のアークトゥルスと夫婦星とされているのですが、いまだけはマルス(火星)とカップルのようです。
マルス(火星)の本命はアフロディテ(金星)のはずなのですが(というギリシャ神話があります)、金星はいまは明け方の空に。
アークトゥルスは距離37光年の彼方を秒速125㎞の猛スピードでスピカの方角へ移動しているらしいのですが…
マルスにスピカをとられる前に、まにあうのか?!
なんて、春の夜空の恋愛模様を想像しながら眺めていたのでした。