吹上北中学校で、冬の天体観望会が開催されました。
「いちばんぼし」としては今年最初の活動です。
当日は夕方までよく晴れていたのですが、観望会が始まる19時前から雲が広がりはじめ、ほぼ上弦の月は見えたり見えなかったり。校舎の屋上にある天文台にご案内したものの、20時前には雲量100となり、天文台での観測は中止となりました。その後は会場を中学校の図書室に移し、月の動画を見ながら「いちばんぼし」のスタッフによる月面解説をさせていただきました。
このサイトでこれまでご紹介してきたように、吹上北中学校の20cm屈折望遠鏡は大変素晴らしいものです。現在ではメーカーが開発・製造をやめてしまっているのですが、いわゆる名機というやつでして、製造番号1番(2000001)という希少価値までついています。
「こんな凄い望遠鏡を眠らせておくのはもったいない」というわけで、鴻巣市教育委員会が数年前からこの望遠鏡の運用を再開しました。
その運用にあたっては、中学校の先生方にご理解をいただいて、堂平天文台のボランティアと私たち「いちばんぼし」がお手伝いをさせていただいています。
★おまけ
観望会の後、ちょっと素敵な処でお茶(?)をしてから帰りました。古い客車がダイニングとなっているカフェです。
「いちばんぼし」の2016年の活動にどうぞご期待ください。