児童センター主催の天文教室、今回は「木星と2年ぶりの火星を観察しよう」いうテーマで、春の星座をご紹介しながら、その合間に彩りを添える惑星たちを望遠鏡で観察していただきました。
北斗七星から始まる「春の大曲線」は、おおぐま座の一部をなす北斗七星のひしゃくの柄の部分から、うしかい座のアルクトゥルス、おとめ座のスピカ、そして、からす座までの春の代表的な星々をつなぎます。
観測の好機を迎えた「木星」はしし座に位置しており、望遠鏡ではその縞模様や4つのガリレオ衛星もご覧いただきました。また、約2年ぶりに地球に接近(最接近は5月31日)し、オレンジ色の光を強く放つ「火星」は、夏の代表星座であるさそり 座に位置し、その姿を大きく見せていました。さらには、昇ったばかりの「土星」も観測することができました。美 しい輪をもつそのチャーミングな姿は、私たちの心を惹きつける魅力がありますね。
今回は写真が少ないですが、当日の様子をご紹介します。
当日の日没の様子。急速に晴れ間が広がりました。 児童センター自慢の日本光学製15cm屈折望遠鏡
恒例のいちばんぼしのメンバー写真です。