2016年10月15日駅前観望会

「第47回鴻巣駅前観望会」

今夜はよく晴れました。久しぶりに開催にやきもきせずに済みました。
あっという間に火が短くなり、あっという間に涼しくなり、秋本番を迎えた感があります。
今夜はほぼ満月(月齢14.1)で、来月のスーパームーン(視直径が今年最大となる満月)にも匹敵する大きさの月を観ていただきました。

他にも日没直後の土星、火星、衝を迎える天王星を観たり、二重星あれこれ(はくちょう座アルビレオ、アンドロメ ダ座アルマク、やぎ座βダビーなど)、いつになく雲一つない夜空をご案内することができました。
ただ気になったのは観望スペースの広場の灯り。
写真でもお分かりかと思いますが、ビルの照明が新調されたようで かなり明るいのです。下の写真も前回より露出が2段階くらい明るい設定で撮れてしまいました。
街の景観や防犯、都市生活に必要な灯りたどは理解しますが、星見ストとしては、もう少し、照度を下げてもらえるといいですね。

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コリメート撮影による月

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(左)ナトリウム灯に負けじと輝く月 (右)たくさんの親子連れで賑わいました

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小さな宙ガールがたくさん
dsc03735望遠鏡、双眼鏡など、多彩な天文ガジェット楽しんでいただいています

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(左・中)子供たちの夢に応えてあげたくなります (右)スマホでの撮影はいつも人気です

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いつものメンバー写真です。明るすぎる広場にて(笑)

衝を迎える天王星について(ミニ解説)

天王星は太陽に一番近い水星から順に数えて7番目に位置する惑星です。太陽系では土星に次いで3番目に大きな惑星です。天王星の大きな特徴に、公転軸に対して自転軸が98度傾いてることがあげられます。コマ(独楽)に例えると、他の惑星が南北に回転軸があるのに対し、天王星だけが自転軸が横だおしになっているのです。なぜ回転軸が大きく傾いているかの詳細は分かっていませんが、おそらく過去に大きな天体が天王星に衝突し、その衝撃で自転軸が傾いてしまったのではないかと考えられています。

また、天王星には環があることが分かっていますが、初めて環の存在が明らかになったのは1977年のことで、天王星による恒星食が観測されたときのことです。このとき、天王星に隠される恒星が、天王星の本体以外にも何かに遮られて減光する様子が観測され、その後の分析から、この減光が環によるものだと明らかになったのです。さらにそのことは、惑星探査機ヴォイジャー2号の直接観測で確かめられました。
明るさは6等級ほどなので、空の暗い所でないと肉眼では見えません。小望遠鏡では青白い小さな像でしかありませんが、何というか、他の恒星とは違う立体的な像に感じます(気のせいかも(笑))。

ハッブル宇宙望遠鏡による天王星 (c) NASA

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