本との出会い。野尻抱影『星は周る』

本ネタがつづきます。

素敵な本と出会いました。(まだ読みかけ)

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野尻抱影
『星は周る』
平凡社STANDARD BOOKS

著者は冥王星の名付け親で、大佛次郎のお兄さんだそうです。
文章は格調高く、でも親しみやすく。ユーモアもあってロマンチック。
古代ギリシャの哲学者を旧知の友のように語り、李白の漢詩が飛び出すかと思えば、少年の頃の失敗など微笑ましい。
星への愛に溢れています。

この本はダイジェスト版でわりと薄めですが、読み終わるのがもったいない。

2/25(土)天文教室のテーマは
〈三日月形の金星と冬の星座〉
本より引用、

「金星が新月のように虧(か)けて、それよりも繊(ほそ)い尖端をプラチナのように光らせている姿」(P.52)

「例のオリオン座などとなると、二十年、三十年、冬のたんびに見ているのだが、あのみつ星が東の地平にまっすぐ立って出て来るのを見ると、正直、胸がどきつく」(P.11)

「すばるはと見れば、もう西空の天頂近く、目に見えぬ手が揉んでいる水晶の数珠のようにきらめいていた」(P.125)

2月は寒さの底ですが、皆さん暖かくして、そんな星々を観にきてください^^

本との出会い。野尻抱影『星は周る』” への1件のフィードバック

  1. 星に関する本を多数記した人なんですね。
    彼の心に映った星空の情景が鮮やかに伝わって来ますね。

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