吹上北中学校で、冬の天体観望会が開催され、いちばんぼしとしてお手伝いをさせていただきました。校長先生もご挨拶の中で触れられていましたが、こちらの中学校の観望会は、すっかり地域の方にも定着し、寒い夜にもかかわらず、大勢の参加者がありました。
今夜は冬らしい透明度の高い夜空が広がり、吹上北中学校自慢の20cm屈折望遠鏡も大活躍です。望遠鏡で撮影した画像は別のページに掲載していますので、ぜひご覧になってください。
日没後、西の空に輝く金星が満ち欠けするなんて、普段あまり気にしていないことに気づかされたとおっしゃる参加者の方もいらっしゃいました。この日の金星は東方最大離角を少し過ぎたところで、望遠鏡の視野の中ではまるで半月のような姿を見せていました。この後、内合に向けて、視直径を大きくしながら、三日月のような細い姿に変わってきます。
オリオン座の大星雲もよく見えていました。肉眼ではトラペジウムの周りに淡い、綿毛のような、雲のようなものがみえますが、デジカメ等で捉えると、白鳥が羽を広げているような雄大な姿を確認することができます。こちらも別ページの写真をご覧ください。
(左)校長先生から開会のご挨拶 (右)PCを用いた説明(本日の見どころを紹介)
吹上北中学校自慢の天体ドーム、屋上での観望の様子
(左)宙ガールの皆さんのスリーショット (右)恒例のメンバー記念写真