台風が去って透き通った空が帰ってきました。
そこで、自宅付近でアンドロメダ銀河(M31)を撮影してみました。
光害の多い場所で、一眼カメラと標準ズームレンズにポータブル赤道儀の組み合わせでどんな写りになるでしょう?
処理前
中央部に、アンドロメダらしきものが小さく写っています。

トリミング後
ちょっとだけはっきりしてきます。

画像処理後
上記を調整して、銀河を強調してみると、存在感は増しますが、センサー・ノイズも強調されてしまいます。

スタック処理後
同じ条件で撮影した35枚(合計17.5分)をStarryLandscapeStackerでスタックしました。
上記と同じ調整をかけると、ノイズを大幅に抑えることができました。

街中で、ポータブル赤道儀と、ズームレンズ(24-105mm F4)の組み合わせでもアンドロメダ銀河はなんとか写りました。
しかし、当然ですが周辺部や細部を写しとるには、やはり高倍率のレンズか望遠鏡などの適した機材と光害の少ない空が欲しくなりますね。