2024年4月14日 第84回 駅前観望会

穏やかな観測日和になりました。
月齢5.4の月やオリオン大星雲などを観測しました。

写真は望遠鏡とスマホの組み合わせで撮影したものです。

ネパールから来られているお二人がモデルになってくれました
若葉の緑に赤い蕾 桜の咲く頃見られる紅葉の花です。(2024.04.07 エルミパークにて)

2024年3月23日 第83回 駅前観望会

穏やかな天候に恵まれました。
西の空に輝く木星、月、オリオン星雲、すばるなどを観測しました。

下の月の写真で、右下の「ティコクレータ」から伸びる白いすじは「光条」と呼ばれています。
この光条は、月に隕石が衝突した時に飛び散った物質によってできたものと考えられています。
このクレータができたのは1億800万円前と考えられています。
白亜紀だった地球では恐竜たちがクレータができる瞬間を見ていたかもしれませんね。
ちなみに、ティコクレータの直径約85Km 埼玉県の1.5倍くらいの面積です。

月齢12.7 (望遠鏡越しにスマホで撮影)

2024年2月23日 第82回 駅前観望会

季節外れの温かい夜。
天候にも恵まれ、月、木星、M42(オリオン大星雲)などを観測しました。

JAXAの小型月面着陸機SLIMの着陸地点は、「神酒の海」付近の「栞(しおり)」と名づけられた小さなクレーターということです。

この日はまだ眠っていたSLIMですが、3日後の2月26日、太陽光発電の復活で再び通信が確立されたと発表されました。長い極寒の月の夜を耐え抜いて、観測を再開することになります。

この日の観測対象それぞれについて、びっくりするほど詳しい知識を披露してくれた少年たち。
月面に人類を送る「アルテミス計画」が進行中ですが、もしかしたら将来、そうした仕事に就いているかもしれませんね。
熟読中という本を見せていただきました。

次回は、2024年3月23日(土) 18:30~20:30の予定です。

エルミこうのすでは、恒例のびくりひな祭り

2024年2月10日 冬の天文教室

テーマは「冬の星雲星団と木星」

この季節は、賑やかな星座たちとともに星雲・星団も見頃です。
プラネタリウム室で星雲・星団、木星などについてちょっとDeepに講義。
その後、3チームに分かれて観測や、プラネタリウムを楽しんでいただきました。
この日は雲が徐々に晴れて、木星の他、M42、プレアデス星団などを観測することができました。

2024年1月4日 しぶんぎ座流星群捕獲できず

3大流星の一つ、しぶんぎ座流星群が4日と5日の深夜から朝にかけて観測好機という事で、カメラを北極星に向けて撮影してみました。
明け方には暗い場所で10個程度見えるとの予想でしたが、撮影時刻の20:00−23:22は、時間が早かった上に、街明かりにも邪魔されたのかもしれません。
左端のとかげ座の上に一つだけ映っていた流星は、その方向から見て、散在流星(流星群に属さない流星)の様です。
また機会あれば挑戦してみようと思います。

2023年12月23日 第81回 駅前観望会

強風が収まって、今年最後の駅前観望会を開催することが出来ました。

望遠鏡の接眼レンズ越しに手持ちのカメラで木星の姿を撮ってみました。↓
縞模様がはっきり見えてますね。

おなじみの太陽系最大の惑星、木星。
写真はぼやけてしまっていますが、眼視では、4つのガリレオ衛星がキラキラ輝いている様子も確認できます。
この日の明るさはマイナス2.5等と、とっても明るく見える星ですが、光の速さでも地球から30分から45分ほどかかる距離にあります。

次回は、1月下旬の予定です。

2023年11月25日 第80回 駅前観望会

月齢 11.7 。
近くには、木星。西の空には土星も見えていました。

この日は、オールインワンのスマート望遠鏡「Seestar S50」も初登場。
活躍してくれました。


ちょっとおまけ。

ベランダのフラワーポットに咲く「ヒメツルソバ」ヒマラヤ原産のタデ科の多年草。
直径1cmほどの金平糖のような花が咲きます。
こぼれたタネで隣の鉢にも拡がる、びっくりする繁殖力です。