3大流星の一つ、しぶんぎ座流星群が4日と5日の深夜から朝にかけて観測好機という事で、カメラを北極星に向けて撮影してみました。
明け方には暗い場所で10個程度見えるとの予想でしたが、撮影時刻の20:00−23:22は、時間が早かった上に、街明かりにも邪魔されたのかもしれません。
左端のとかげ座の上に一つだけ映っていた流星は、その方向から見て、散在流星(流星群に属さない流星)の様です。
また機会あれば挑戦してみようと思います。
カテゴリー: 流れ星
2023年8月12日 夏の天文教室
今回のテーマは、「夏の星空と流星群ガイド」。
プラネ室で夏の星座と翌日の夕方に極大となる「ペルセウス座流星群」についての講義の後、屋上で流星を観測しました。
天文台の望遠鏡ではM13(ヘルクレス座球状星団)、M57(こと座の惑星状星雲)などをご覧いただきました。
幸いにも徐々に雲が少なくなり、観測しやすい空になりました。
まだピークから離れたタイミングのため、貴重な流星が見えると「わー」っと歓声が上がっていました。
人工衛星や飛行機の姿も頻繁に見られました。
↓ 白鳥座のアルビレオ(青と金の美しさで人気の二重星)を観測しています。
背後には、夏の星座たちの姿が見えます。
↓ 写真にもかすかに流星が写っていました。(20:48)
2022年「ふたご座流星群」
12月14日(水)に見られた「ふたご座流星群」を写真撮影しました。
インターバルタイマーで400枚以上撮影した中から、比較的明るく写った流星を一枚の写真に合成しました。
放射点が「ふたご座」にあることがよくわかります。
2022年1月4日 灯台と流星
2020年12月13日 ふたご座流星群と富士山
千円札の裏面のデザインにも使われている本栖湖からの富士山。
冬の大三角を貫く流星との共演を見せてくれました。
夜明けの富士山
2020年8月12日 爪木埼のペルセウス座流星群
ペルセウス座流星群の極大日の夜、星空を求めて伊豆半島の先端付近にある、爪木埼灯台を訪れてみました。
予定に遅れて20時に現地到着(大室山と磯の湯で寛ぎすぎました。。。)
天気予報で同じ結論に至ったのか、多くの星空ファンで賑わっていました。
そして、期待を超えた、満点の星空と天の川が迎えてくれました。
20:32 芝生広場
寝転んで観測する人、カメラを向ける人、星空のもとで語り合う人たち、思い想いの楽しみ方で。
23:17 展望台付近
時折見える流星に、歓声が上がります
木星の真下の海上の輝きは、神子元島(みこもとしま)灯台の光です。
23:52 灯台と金星と流れ星
0:37 頭上に輝く夏の大三角
爪木埼については、こちらの記事もどうぞ。
番外編 〜大室山(おおむろやま)〜
約4000年前の噴火で生まれた「スコリア丘」と呼ばれる円錐台の形をした山。
毎年行われる山焼きのおかげで、この季節は、美しいススキの緑に覆われています。
リフトで登ると、火口は周囲1キロほどの気持ちの良い遊歩道を楽しめます。
木星を貫く流星
ペルセウス座流星群の極大日を翌日に控えた8月11日の夜、久々の快晴となり数か月?ぶりに天体写真撮影に臨んだ。木星、土星の拡大撮影を終えて一段落したとき、木星と土星がいる南の星景写真も撮っておこうと思い立ちシャッターを切った。その瞬間、目の前の空に明るい流れ星がゆっくりと流れて行ったのである。「おー!写野にばっちり納まったぞ。」
そして、画像をすぐに確認すると、なんと流れ星が木星を貫くように写っていたのだ。
ところで、肝心な翌日のペルセウス座流星群はというと、雲が切れ始めていたものの、夜中まで待っても晴れ間が広がらなかったので、撮影はあきらめてしまったのである。