2018年1月27日駅前観望会

「第56回鴻巣駅前観望会」

数日前の大雪以降、関東地方はこの冬一番どころか、これまでの最低気温を更新するほどの冷え込みとなりました。今日は幾分寒さも緩んだのかもしれませんが、夜はやはり寒かった。

2018年は年初から「月」が話題となっています。1月2日に満月(スーパームーン)を迎えた月は、今月31日に再び満月(ブルームーン)となります。そして「皆既月食」でもあるというオマケつきです。
今夜の駅前の空は、とても冷たい真冬の風が吹く中でしたが、月齢10.0の月とオリオン座大星雲などを観ていただきました。2月の観望会は2月24日(土)又は2月25日(日)を予定しています。お時間がありましたら是非お立ち寄りください。


ミニ解説「スーパームーンとブルームーン」

月は約1か月の間に、満ち欠けによって形(光っている部分)が大きく変化します。これが月の朔望です。それに加えて、月の「見かけの直径」も日々変化しています。これは月と地球の距離が変わることによって起こる変化です。最近は、一年のうちで最も大きく見える満月のことを「スーパームーン」と呼ぶようになりました。今年の場合は1月2日の月が今年一番大きい満月にあたります。今年最小の満月(7月28日明け方)と比べると、2日の満月は直径で14%、面積で約30%も大きくなります。
一方、ひと月に満月が2回あることを「ブルームーン」と呼ぶことがあります。本来のBlue Moonとは、火山の噴火や隕石の落下時に発生するガスや塵などの化学物質の影響により月が青く見えることを指していましたが、最近は、満月が月に2回巡ってくること、珍しいとこと、という意味で用いられるようになりました。英語で “once in a blue moon” と言えば「とても稀なこと」を表す慣用句となるそうです。月の朔望周期が約29.5日であるため、来月(今年の2月)には満月は巡ってきません。3月には再びブルームーンとなります。

そして、1月31日には久しぶりに観測しやすい夜半に月が地球が落とす影の中に入る「皆既月食」がおこります。本影食の間は、月が赤銅色となることから、英語では”Blood moon”と表現するそうです。今回、アメリカのメディアは、スーパームーンとブルームーンと皆既月食をかけて「Super blue blood moon」と呼んでいるようですね。

(c) http://www.kmov.com/

 

 

 

2018年1月20日吹上北中学校「冬の天体観望会」

吹上北中学校で冬の天体観望会が開催され、いちばんぼしとしてお手伝いをさせていただきました。この観望会も第9回目を数えました。

私たちが望遠鏡のメンテナンスをさせていただいたのが2012年の夏ですから、お手伝いをさせていただくようになって、今年で6年目を迎えます。埼玉新聞等にも何度か紹介されるなど、地域の天文台として人気を集めています。

今夜も冬の寒空にもかかわらず、大勢の参加者がありました。少し水蒸気の多い空でしたが、冬の星座(冬の大三角と冬のダイヤモンドなど)とオリオン座大星雲(M42)、おうし座のプレアデス星団(和名:すばる/M45)、アンドロメダ銀河(M31)などを観望していただきました。

ところで、参加された皆さんからは、眼視による観望ではそのイメージは写真と異なることへの戸惑いの声がありましたので、肉眼で見る場合と写真の違いを簡単に説明します。

カメラと異なり人間の瞳は光を蓄積することができません。デジタルカメラであれば光の明暗、色彩等の情報をCMOSなどの受光センサーが受け取り、しかもそれを蓄積させるとともに不要なノイズを除去させることが可能です。そして、その情報をもとに画像を構成することができるのです。そのため、カメラが捉えた写真は目に見えない淡い光をとらえることができ、色彩も鮮やかとなります。肉眼では色を感じられる天体は稀ですし、淡い部分については、写真とは似つかぬ「もやもや」とした綿毛のようなものがなんとなく見える程度です。でもがっかりしないでください。遠い宇宙の彼方から旅をした光が、皆さんの目にライブでダイレクトに届いているわけですし、こんな素敵なことはそうありません。

 

白銀の美ヶ原高原

1月13日 美ヶ原高原へ星空撮影行って来ました。

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カラマツと星空

夏の美ヶ原も素晴らしいですが、この季節は雪が全てを覆い隠して、別世界。
とてもすばらしい体験でした。

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美しの塔から塩くれ場へ向かう路
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夕方から雪になり、星のない夜に。。。
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午前2時頃には雪が止んで、冬のダイヤモンドが現れた。 赤い光は王ヶ頭の電波塔
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北斗七星と美しの塔
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気温はマイナス15度
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現地で出会った人達と
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月が昇ってきたので捕まえてみる。 レンズに氷がついて、変な光芒が。。。
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夜が明けたので宿に向かう。 向こうからは、これから美しの塔に向かう人達のヘッドランプ。
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今回お世話になった、ホテル山本小屋。 豪華な食事に温泉付き!
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朝日に輝く霧氷

交通:
新宿駅からあずさ3号に乗って下諏訪駅下車。
ホテルの送迎バスに揺られて約1時間半で現地に到着。(雪深いので、マイカーの方むけの送迎も有ります)
装備:
標高2,000メートル。とても冷えますので雪と寒さに備えましょう
今回は使わなかったけど、スノーシュー(現地でレンタル可能)があると、霧氷の林に踏み入る事もできて良さそう。

レンズの曇り止めにレンズヒーターを装着しましたが、寒冷地では役に立たず。レンズには直ぐに霜が付くので、その度に外したフィルターをポケットで温めて、水分を拭き取ります。

謹賀新年

あけましておめでとうございます。
・・・もう3日ですねぇ。
新しい年になってもう3日が終わろうとしてますよー。

IMG_0404トリミング
初日の出です。

IMG_1552補正
さすが埼玉、良く晴れて今年も初日の出を拝めました。

戌年ということで、こんな写真も。
New21トリミングノイズ消し補正2線入り
おおいぬ座です。

今年は、今月皆既月食があるし、何と言っても夏に火星大接近があります。
火星、どんな盛り上がり方をするんでしょうねぇ。
楽しみでもあり、気がかりでもあります・・・^^;

幸多い一年になりますように!

イリジウム・フレア (12/11)

ふたご座流星群に備えてカメラのバッテリーなどを充電していたら、何か撮りたくなってきました。

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2017.12.11 18:11くらい  Iridium25

自宅からではそれほどの明るさではなかったので、フレアのセンターラインの方でどこか良い場所はないかな?と探してみると…ありましたよ。
プラネタリウムの研修でお世話になった久喜総合文化会館です。

もうちょっと東で光ってくれればいいのにな~と思いましたが、そればかりは無理ですね。
(この写真、建物がウニャ~っと曲がって見えますが、これはカメラのレンズのせいです。本当の建物はビシッと真っ直ぐ建っていますのでご心配なく。…心配しないね。)

中央より右で流れ星のように写っているのがイリジウム・フレアです。
予報では-7等級でしたが、レンズが広角なのでパッとしない写りですねー。
イリジウム・フレアの左上の星はくじら座のしっぽのデネブカイトス、イリジウム・フレアのずっと右、同じ高さで写っているのがみなみのうお座のフォーマルハウトです。
ちなみに左の木の枝の中にすばるがいるんですけど、縮小された画像ではさすがに見つけるのは難しそうです。

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もうすぐ学校は冬休みですね。
久喜総合文化会館のプラネタリウムは24日から『冬休み全天周プラネタリウム』が始まります。
学校の長期休業期間限定の全天周番組。
今回はなんでしょう・・・楽しみです!
(おっと、宣伝してしまったぞ。)

2017年12月3日 駅前観望会

「第55回鴻巣駅前観望会」の様子を掲載します。

この夜のメニューは、

  • まんまるお月さんの「スーパームーン」
  • 和名「すばる」のプレアデス星団

冷たい風の吹く時間もありましたが、そらはほぼ快晴。
たくさんの方々に夜空を楽しんで頂きました。

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