2021年10月2日 街中からアンドロメダ銀河

台風が去って透き通った空が帰ってきました。
そこで、自宅付近でアンドロメダ銀河(M31)を撮影してみました。
光害の多い場所で、一眼カメラと標準ズームレンズにポータブル赤道儀の組み合わせでどんな写りになるでしょう?

処理前
中央部に、アンドロメダらしきものが小さく写っています。

f=105mm, F4, ISO 1600, SS 30秒

トリミング後
ちょっとだけはっきりしてきます。

f=105mm, F4, ISO 1600, SS 30秒 トリミング(7902×5304 → 1602×1069)後

画像処理後
上記を調整して、銀河を強調してみると、存在感は増しますが、センサー・ノイズも強調されてしまいます。

スタック処理後
同じ条件で撮影した35枚(合計17.5分)をStarryLandscapeStackerでスタックしました。
上記と同じ調整をかけると、ノイズを大幅に抑えることができました。

f=105mm, F4, ISO 1600, SS 30秒 x 35 をStarryLandscapeStackerでスタック後、調整・トリミング

街中で、ポータブル赤道儀と、ズームレンズ(24-105mm F4)の組み合わせでもアンドロメダ銀河はなんとか写りました。
しかし、当然ですが周辺部や細部を写しとるには、やはり高倍率のレンズか望遠鏡などの適した機材と光害の少ない空が欲しくなりますね。

2016年11月25日,26日 富士山周辺

残照が輝く富士
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イルミネーションが彩るオルゴールの森
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明け方には、頂上に木星が現れる
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北斗七星と北極星
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引き続き、現れる月
月齢26の細い月。地球照で丸く写る
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明け方の冬の大三角
オレンジに輝くベテルギウス、ギラギラ輝くシリウス。冬の星座たちはとにかく華やか。
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山稜に沈むプレアデスとヒアデス
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忍野八海
富士の伏流水が生む濃い霧が、霧氷を作る
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小枝の先もこのとおり
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霧氷と富士
濃い霧が消え、富士がくっきり見えてきた
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第2回の合宿で

二晩とも素晴らしい天気に恵まれて、特に二晩目は私一人で欲張り、いろいろな星雲・星団の撮影を堪能しました。
さすが暗い星空では、自宅では不可能な事も、簡単に撮影出来、改めて遠征の意義を再確認させられました。

しし座からふたご座方向にの黄道光
黄道光-S2

ギョシャ座の散光星雲 上IC405 と 下IC410
IC302-s
ガーネットスターとIC1396
IC1396-s
北米星雲
米2-s
馬頭星雲
10-12馬頭

アイソン彗星にチャレンジ

10日 23号台風一過の晩、靄っていたけれど良い天気でしたので、兼ねがね撮ってみたいと思っていた、
アイソン彗星を狙ってみました。カメラレンズ300mmで30秒露出の12コマを合成し、トリミングしています。
また、アイソン彗星が隣の家の屋根を越えるまで、近くの銀河・星雲を試し撮影をしました。(自宅にて)
星雲と銀河

ison-3-2

早くも昇ってきた プレアディス

8月9~11日に他の天文サークルでの合宿で車山へ行って来ました。当初の目的は天の川一本やりの積もりでしたが、
夜半過ぎに程よい所にプレアディスが昇ってきたので、30秒露出で8コマを撮影し合成しました。
D=8cm Fl=480mm F=6 1コマ30sec 8コマを連続撮影 電動追尾 標高約1700m
m45

まだまだ見えるバスターズ彗星

20・21日と寒かった日であったが、21日夕方から晴れたので、まだ、見えるはずと22日の早朝、
いつもの荒川土手にて何とか、キャッチし撮影しました。  流石に小さく暗い。
部分切り抜きをしているので、数日前と変わり映えないが、バックの星の並びが違います。
それでも相変わらず大きく開いたダストの尾は、健在でした。

D=20cm FL=800mm F=4 iso1600
20秒露出8コマを合成    22日3時20分ころ
M27・M57はその後同じ機器にて30秒露出です。

4-22

4-22 M27-S

4-22-M57-S