2025年11月15日 秋の天文教室

テーマは、「環が消えた土星」。
プラネ室で詳しい講義を受けた上で、天文台や屋上の望遠鏡で観測しました。
よく晴れた空で、観測日和。
一直線になった土星の輪や衛星の様子に加え、プレアデス星団やアンドロメダ銀河なども観測しました。
プラネ室でお待ちいただく間は、星景写真についてのお話をお聞きいただきました。

2024年11月4日 三日月といちばんぼし

月齢2.6の月と金星、そして富士山のシルエットの共演です。

ことしの富士山の初冠雪はこの撮影日の3日後の11月7日に観測されました。
これは、平年より1ヶ月余り遅く、130年前に統計を取り始めてから最も遅い初冠雪になったそうです。

2024年11月3日 彗星と「夏の大三角」

秋も終わりなのに、汗ばむ日々が続いていましたが、この日の榛名湖畔は、季節相応の寒さ、大袈裟かとも思いつつ、冬の装備で出かけたのは正解でした。
地球から遠く離れて、肉眼では見えなくなってしまった紫金山・アトラス彗星を榛名湖で撮影してみました。

f 200mm, F2.8, iso25600, SS 1秒 120枚をStarryLandscapeStackerでスタックの上調整・トリミング
Sony A7M4 + SEL2470GM2 固定撮影
撮影日時: 11/3 20:16 撮影地: 榛名湖

夏には頭上に見えていた「夏の大三角」も西に傾き、見やすくなりました。

f 35mm, F1.6, iso6400, SS 4秒 20枚をStarryLandscapeStackerでスタックの上調整
Sony A7M4 + SEL35GM
撮影日時: 11/3 21:36 撮影地: 榛名湖

2024年10月20日 紫金山・ATLAS彗星(C/2023 A3)

今回は、逗子海岸で撮影してみました。
夕刻には雲が退いて、観測可能になりました。
彗星は前週をピークにだんだん暗くなり、街明かりの強い空では、見つけるのが難しくなって来ました。
東京から来られたこちらのご家族は、双眼鏡でその姿を確認出来たそうです。

f 45mm, F2.8, iso1000, SS1秒 7枚をStarryLandscapeStackerでスタックの上調整
A7M4 + SEL2470GM2
撮影日時: 10/20 18:23 撮影地: 逗子海岸

30分近く経過して、高度が少し下がって来たので、レンズを変えて撮ってみました。

f 55mm, F 1.8, iso800, SS 2秒 77枚をStarryLandscapeStackerでスタックの上調整
A7M4 + SEL55F18Z
撮影日時: 10/20 18:50-18:54 撮影地: 逗子海岸
残念ながら砂埃がひどくなって来たので、やむなく撤退しました。

2024年10月13日 紫金山・ATLAS彗星(C/2023 A3)

天気予報とGPVを参考に、撮影地を決めました。
肉眼では、注意深く見れば存在がわかる程度でしたが、現像すると鮮やかな姿が現れました。

f 95mm, F2.8, iso1000, SS1秒 20枚をStarryLandscapeStackerでスタックの上調整
f 140mm相当にトリミング
A7M4 + SEL2470GM2
撮影日時: 10/13 18:07 撮影地: 葉山公園

逗子駅からバスや自転車で行ける、快適な公園でした。(iPhone12MaxProで撮影)

2024年8月12日 ペルセウス座流星群 その2

ペルセウス座に向けて4時間余り連続撮影した写真をスタックしてみました。
1,540枚 に60個ほどの流星が写っていました。

8/12 22:47 – 8/13 2:54 ISO 1600 20mm F1.4 SS10 Sec

薄明が始まる3:55 登ってきたオリオンを流星が貫きます。
アルデバランの左には、明るい木星と接近する火星の姿。

8/13 3:55 ISO 1600 20mm F1.4 SS10 Sec