月齢10.6の月と輪見えなくなった土星を中心に観測しました。
上空の大気の揺らぎが目立ちましたが、寒過ぎず快適に観測できました。
約15億キロ先にある土星ですが、輪の部分の厚みはわずか数百メートル。
この輪と地球との位置の関係で、今は地球から土星の輪がほとんど見えません。これは15年に一度起こっている現象です。
次回は、12月27日の予定です。
西日本から中部地方の太平洋側各地に被害をもたらした台風15号が列島を駆け抜けたあと、鴻巣市では涼しい空気を伴う晴天が訪れました。いわゆる「台風一過」の朝でした。そのご、夕方には遠くに積乱雲が発達し、風も強くなってきたことから開催が心配された観望会でしたが、なんとか久しぶりに開催することができました。満月間近の月を中心に秋の星空を楽しみました。

穏やかに晴れました。
月齢7.7の月、木星、土星、オリオン大星雲などを観測しました。








穏やかに晴れて、観測日和になりました。
月齢11.2の月、木星、土星などを観察しました。






↓パパと一緒に来られた小学生の望遠鏡をお借りして月を撮影してみました。
少し調整してみたら、味わいのある月になりました。


土星の前を半月直前の月が横切る「土星食」に合わせて日曜日に観望会を行いました。
下の写真は、土星が月に隠れる直前の様子です。よく見ると、何となく土星の輪が見えますね。
18:19頃月に隠され、月の右側に再び姿を現したのは19:02頃でした。
日本公開天文台協会によれば、次に夜間に土星食が鴻巣で観測出来るのは、13年後の2037/2/2ということです。
縞模様のある木星とその衛星たちの姿も観測しました。

月齢7.6の月や土星などを観測しました。


明るい駅前ですが、遠ざかりつつある紫金山・アトラス彗星がかろうじて写りました。





